お客様の声

他の家で別のメーカーの漆喰の壁を見ましたが、表面がざらざらしていて砂壁みたいでした。わたしはこのロハスウォールの漆喰が好きですね。

神奈川県:京角様

これから建てる家には新建材ではなく「できるだけ自然素材を使いたい!」という家づくりを目指して調べ始めた京角さん。そこで見つけたロハスウォールを使って新築での短い工期中にどうやって完成させたのか?京角さんから話を聞きました。

インタビュー: 最初に漆喰にしようと言い始めたのはご夫婦どちらですか?
奥さま: わたしです。自然素材の家を建てたかったというのがありましたね。
決めていた工務店さんが新建材を使った家づくりをしていたので、せめて壁だけでも良いものものを、自然素材に近いものを使いたいと思いました。
工務店さんには珪藻土や漆喰などできることをいくつか提案してもらいました。でも値段がかかってしまって。
それで自分たちでも探していたらロハスウォールを見つけて、“自分で塗れる漆喰?”と思って、とりあえず新宿の教室に行ってみました。
インタビュー: 最初は奥様ひとりで参加されていましたよね。
奥さま: 漆喰と珪藻土の違いって何だろうと思って塗り壁教室に参加したら、“漆喰っておもしろい!”と思って、夫にも百聞は一見にしかずということで教室に行ってもらいました。
インタビュー: 教室後、現場体験会に参加されましたよね。
奥さま: そうですね。横浜の体験会に一回参加して、ロハスウォールを塗ったカフェ(東京都  ISUMO cafe)にも伺って、白色いいなって参考にさせてもらいました。
インタビュー: そのときから漆喰を塗ることは決めていたのですか?
奥さま: そうです。
あきらめたのは天井と2階ですね。ビニールクロスは嫌だったので羽目板にしました。
塗ったら塗ったでいいんでしょうけど、一階の壁で精一杯でした。でも、唯一我が家で天井に漆喰を塗った台所はすごく良い感じです。最初、台所にも塗れるのかなって疑問でしたが、問題ないということで塗りました。
台所は天井にも塗りました
インタビュー: 漆喰は不燃材ですからね。(※国土交通省告示1178号「不燃材料」)
インタビュー: ご自宅を塗る前に心配事は何かありましたか?
奥さま: 工事の工程が遅れていて、DIYに当てられているスケジュールが短くなって実際塗れるのかなという心配はありました。
窓枠がついてなかったので工務店に“漆喰を塗るんですけど、大丈夫ですか”って何度も聞きましたね。
あとは、体験会では養生の練習をしていなくて、初日にインストラクターを呼んでそのときはじめて教わりました。体験会で少しでもやっていれば、手間取らずにやれたかなって思います。インストラクターの小林さんがせっかく来てくれたのに塗れなくて残念がって帰ってましたね。(笑)
インタビュー: そのあとは工事の工程をみながら体験会の日程を調整しました。
奥さま: 下塗りを終わらせて上塗りをロハスウォールクラブで手伝ってもらおうと思っていましたが、終わらなかったので下塗りから手伝ってもらいました。一日目で下塗りをして、急遽1日増やしてもらって上塗りをしてもらいましたね。
インタビュー: 体験会は最初からされる予定でしたか?
奥さま: そうですね。
インタビュー: 体験会をやったかいはありましたか?
奥さま: もちろんです。やってなかったら工期に合わせて住めてないですよ。
本当は最初自分の家だから全部自分で塗りたいって思っていましたが、工期的に無理だって思って来てもらいました。下塗りを手伝ってもらって上塗りは自分たちでやりたかったけど、工程的に合わなかったのと、しんどくなったので人を呼ぼうってなりました。
結果的にやってよかったです。人の数ってすごいなって思いましたし、とても助かりました。来てくれた人たちは精鋭だったみたいで、初心者の人がいなかったですね。
仲間たちでDIYを応援し合うのはロハスウォールならでは
インタビュー: 今振り返ると、家一軒を完成した方たちが集まったすごいメンバーが集まっていましたよ。(笑)
みんなでワイワイ壁を塗って、お昼ご飯を一緒に食べてと半分レジャー感覚で楽しく参加されてましたよね。
奥さま: 夏の熱い中で塗ったあとのビールはうまいだろうなあ。未だにあのとき壁を塗った後に飲んだコーラが一番おいしかったです。コーラのおいしさが知れる壁塗りでした。(笑)
インタビュー: 体験会で塗った後、養生テープは剥がしましたよね?
奥さま: だいたいは剥がしました。でも、何カ所か養生テープが残っていて、剥がすのが大変でした。漆喰と一緒に剥がしてしまったり、剥がれなかったりしましたね。それはヘラを使ってなんとかしました。
塗った後に学ぶことは多いです。次やったらもっと上手く塗れるのに!って思いますね。(笑)
また、5年後くらいに塗りたいです。漆喰ってどのくらいもつんですか?
インタビュー: 100年くらいもちますよ。
奥さま: じゃあ塗り直しはいらないですね。でも、色だけ変えるのはいいかもしれないなあ。
漆喰って上から塗れるんですか?
インタビュー: もちろん!もう一度下塗りをしてから塗るとキレイに塗れます。
インタビュー: 実際に住んで自然素材100%だと感じることがあれば教えてください。
奥さま: ニオイがしないのがいいですね。引き渡しのとき、新築の臭いがぜんぜんしなかったですよ。
お隣も新築で壁はビニールクロスですが、おじゃましたときは接着剤のニオイがしました。でもうちは閉め切っていても、ニオイはしないですよ!全然気にならないです。塗ったらと“おー、すごい!”って言われました。天井も塗っていたらもっと違ったかもしれないですけどね。
新築独特のニオイがしない!
インタビュー: 見た目はどうですか?
奥さま: 光がきれいなところですね。リビングは朝日が東から入りますが、白は光をきれいに反射してくれてまぶしくないです。トイレもきれいに白く光り輝いていて、朝とか電気いらないですよ。

色は白でよかったですね。所々差し色も使いましたがそれも満足しています。
トイレの差し色にオリーブ
奥さま: 廊下も白にして、そんなに広くないけど圧迫感は感じないですね。
ミルクホワイト色にした圧迫感のない廊下
奥さま: あと、汚れとか擦れはやすりで削るか、また上から塗ればいいやって思うので、特に気負いもないです。
インタビュー: 汚れは重曹かキッチンハイターで落ちますよ。ロハスウォールを塗ったカフェでお客さんがコーヒーこぼしてしまったのですが、キッチンハイターできれいさっぱり落ちましたよ。
インタビュー: 他の漆喰との違いは感じますか?
奥さま: 他の家で別のメーカーの漆喰の壁を見ましたが、表面がざらざらしていて砂壁みたいでした。ロハスウォールの仕上げの滑らかさが好きです。キレイに塗るとつるつるして、“the 漆喰”という感じがすごく好きです。わたしはこのロハスウォールの漆喰が好きですね。
ロハスウォールならではの滑らかな表面
インタビュー: ありがとうございます。
インタビュー: 塗るときに気を付けたほうがよい点があれば教えてください。
奥さま: 使う量の見積もりに余裕をもったほうがいいですね。ウチは天井が高いので誤算だったのかもしれなかったのですが、塗っている途中で足りなくなって。でも電話したらすぐに発送してくれて対応がとても早かったですよ。
インタビュー: 完成した壁はイメージ通りでしたか?
奥さま: だいたいイメージ通りです。
色ものは塗った直後どぎついので不安になりましたが、サクラもオリーブも良い色ですよ。サクラは最初オレンジ色っぽい感じでした。
インタビュー: 部屋の中で気に入っている眺めはありますか?
奥さま: 特にはないけど部屋全体の光がいいですね。
リビングの大きな壁は漆喰の壁ってかんじで気に入っています。そこに飾り棚をつけようと思いましたが、壁を隠すのはもったいないし圧迫感があるなと思ってやめました。(笑)
プロジェクターも投影できますしね。
お気に入りの漆喰壁は隠すのがもったいない!
インタビュー: 自分で塗った壁をみながら一杯飲めると言う方までいますよ。(笑)
旦那さま: それはすごいですね。(笑)
奥さま: 和室も結構気に入っていて、このへんとか頑張ったなって思い出します。
広い面にバーンと塗ってあるところが好きですね。木部にシーラーを塗ったところもアクが出ずにキレイに塗れました。
やっぱり家づくりに関わった分、愛着わきますよ~。
お子さん: 壁塗り楽しかったです。
インタビュー: 手型を一緒にやったの覚えてるかな?(笑)
お子さんの手型は、ニッチ部分へミルクホワイトとサクラのマーブル仕上げの上に
インタビュー: 塗る前の自分やこれから塗る人へアドバイスはありますか?
奥さま: 建具と養生ですね。
建具がちゃんとついてから塗れ!早まるな!と言いたいです。出来上がりをきれいにしたいなら慌てないことですね。塗った後に壁を壊すとなるとと修復が難しいですからね。あとは、工務店さんとのうまく連携をとりながらスケジュールに余裕を持つといいと思います。
養生に関しては剥がすのを忘れないことですね。
あせらず木枠が付いてからが塗るほうがよいとのアドバイス
インタビュー: ありがとうございました。