漆喰探訪【京都 建勲神社】
京都の船岡山にある建勲神社に漆喰壁を見に行ってきました。
(正しくは、たけいさおと読みます。)
建勲神社(たけいさおじんじゃ)
建勲神社は京都市北区にある
船岡山(ふなおかやま)にあります。
ロハスウォールの本社工場のある岡山と船岡山が似てる。
どこか親近感を感じるなあと思っていると、
このようないわれがありました。
「応仁の乱で西軍を率いた
備前国守護の山名教之、一色義直らが船岡山に
船岡山城を建築して立てこもった」
とあります。
岡山と船岡山は直接の関係はなくとも
備前国守護の山名教之を通じて関係ありました。
船岡山の中腹に建勲神社があります。
京都はどこに行っても歴史の宝庫ですね。
と、同時に日本建築の宝庫でもあります。
さて、もう一つ(本来の目的は)今回は漆喰壁を見にきたのですが、
建勲神社についてもう少し。
そう、かの織田信長公を祀っているのですね。
(興味がある方は、詳しく調べて見てください)
さて、本題の漆喰壁です。
入ってすぐの建物。漆喰壁です!
あぁ「漆喰壁を触りたい…」
しかし夕方だったため、すでに戸締りされていました。
残念。
そうでなければ大体交渉して建物を見せてもらっています。
狛犬の元にも織田家の家紋がちゃんとありました。
振り返ると漆喰づくりの蔵があります。
祭器庫かな?
きっと、京都の左官さんが塗った漆喰でしょう。
本殿の横にある神●所(字が出せません)も漆喰壁の建物。
よく観光地に行くと、コンクリート壁を白ペンキで塗装している
「なんちゃって漆喰」が多いですが、
国際観光都市、京都の誇りとして本物の壁を守って欲しいです。
船岡山周辺には
緑化植物が入り込んでいないそうです。
どうりで独特な雰囲気なわけですね。
参道からは、緑の隙間から京都の街が展望できます。
今回も和な雰囲気の漆喰壁をお届けしました。
漆喰は、工業製品ではなく、人の手を介して完成するので、
いろんな表現ができるのがいいところですね。
また、いろんな漆喰壁をご紹介していきます。
お楽しみに!
【京都 建勲神社】