漆喰壁に穴があいちゃった!!
急遽メンテナンスが必要!なんて事ありますよね?笑
例えば
・エアコンを取り変えた
・照明の器具を変更した
・家具をぶつけた
・サーフボードが刺さった
などなど挙げればきりが無いくらい壁へのダメージを
与えてしまう事ってたくさんあります・・・。
そんな時でも漆喰の壁なら自分でDIYでメンテナンスする事ができちゃうんです!
ビニルクロスだと簡単には修理出来ない壁も自分で塗った壁だからこそ
自分でも直せる!って魅力がありますよ。
今回は実際にロハスウォールのインストラクターが
現場で修理の依頼を受けた際の様子をご紹介しますね!
2015年にDIYでミルクホワイトで塗った壁に
引っ越し業者の人が家具をぶつけてしまい下地の石膏ボードごと
ボコっと穴があいてしまった壁と部分修正をした壁の修理をしていきますね!
もくじ
用意するもの
何事でも準備は大切です!
修理も完成させるためには道具が必死ですよ。
・漆喰(残りものOK!チューブタイプ漆喰OK!)
・コテ
・タッカー
・サンドペーパー#600前後(耐水ペーパーは不可)
・洗う道具(バケツ、ブラシ)
基本的にはDIYで漆喰塗りをする時と同じ道具が必要です!
塗りをする時と違うのはサンドペーパーの有無です。
道具が準備出来たら修理をしていきますね!
漆喰の壁、修理の手順
塗り壁をして穴の空いた壁を修理するには
基本的にDIYで塗った知識とテクニックがあれば誰でも簡単です!
⑴養生
↓
⑵穴を埋める
↓
⑶塗る
↓
⑷やすりかけ
大きな流れだとこんな感じですね。
たった4工程で気になる穴を埋めてしまう事が出来るんです!
細かくワンポイントを説明しちゃいますね!
⑴養生
塗りの基本『養生8割塗り2割』は変わりません!!
マスキングテープ、コロナマスカー、養生テープを使ってしっかりと
養生をして床や幅木などに漆喰がつかないように完全に覆ってあげましょう。
壁の途中に穴があいているような場合は床養生だけでもOKです!
⑵穴を埋める
まずは穴を埋めていきます。
しっかりと穴の奥までたっぷりと押し込むように材料を
入れ込んでしまい穴が埋まるようにしてあげます。
そして穴からはみ出ている材料をしっかりとそぎ取り
周りとの高さを合わせるように平らにしておきます。
この時に「専用下塗り材」があれば専用下塗り材で埋めると
穴が塞がりやすく深さのある穴も比較的埋め易いですよ。
そしてファイバーテープを貼っていきます。
ファイバーテープは割れ防止のために貼っていきます。
これを張らないと割れが発生するリスクが高まるので要注意です。
・穴を埋めた場所全部を覆うように
・もともとの漆喰との段差部分に
つなぎ目がある部分に貼ってもらえば割れ防止になります。
穴を埋めたりした漆喰が乾かないうちにファイバーテープを貼ると
剥がれてきてうまく張り付かないのでタッカーで固定するといいですよ!
⑶塗る
ファイバーテープまで下準備が出来たら塗っていきますね。
ここでポイントになるのが2度塗りをする ことです。
1度塗りだと下地が透けたり既に塗ってある部分との
段差が目立つのでまずは穴の空いた部分にだけ塗って平を出します。
このまま2度目を塗るのですがすぐに塗れないのでできる限り乾燥させます。
塗るタイミングとしては乾いて真っ白になったら2度目を塗っていきます。
2度目は穴よりも大きく塗って模様を入れたりして
他の部分と馴染むような雰囲気に塗ります。
この時に塗った端の部分はなるべく潰すように押さえて段差が
できないようにして次の削りの工程が楽になるよにしておくとベストです(≧∇≦)
これで塗りの行程は完成です!
⑷やすりかけ
2度塗りの終わった穴の部分も1日乾かすと乾いて空いていた穴は
きれいに塞がってしまいますがやっぱり後で塗り足しているので
よく見なくても塗り部分がわかるのでサンドペーパーで削って慣らしていきます。
削る場所は新しく塗った部分と前の漆喰とのつなぎ目の段差です。
段差があると影が出来て目立つので影が出来なるようにしっかりと
削って慣らしていきます。
手で撫でた時に指に引っかからないくらいまでしっかりと
慣らしてあげるとOKです。
あまりやりすぎると下地(PBなど)が見えちゃうますよ。。。
削ると粉が出るので濡れ雑巾でサラッと拭きあげると完成です!!
あとは養生を剥がして床などに落ちた粉もしっかりと掃除して終わりです。
ね、簡単に修理できちゃうでしょ?
しっかりと慣らしても前に塗った漆喰と新しく塗った漆喰だと
乾いて硬化の具合が違うので目立っちゃうのですが
これが半年〜2年など時間が経てば目立たないくらいに
馴染んでくるので長く壁と付き合うことが修理のポイントかもしれません。
色物の漆喰壁の修理
今回の修正はミルクホワイトだったので時間が経ては最初に塗った壁と
なじんできて違和感の無いようになっていくので自分で修正出来ちゃいます!
しかし難しいのがミルクホワイト以外の色物です。
色物だとやはりサンドペーパーで削っても目立つので
部分修理ってのが難しいので1面塗り変えてしまうのが最善案ですね。
漆喰、珪藻土を塗っていると水分の吸収が早いのでこのまま
上塗りをしちゃうと大変なのでひとまず下塗りをしちゃいます!
下塗りまでしちゃうとあとは上塗りするので実際に家を塗った時と
同じ工程なので難しく考えなくていいので簡単ですよね!
せっかく塗り直すなら一面だけ模様を入れたりと雰囲気を変えるのもありですね。
まとめ
一連の流れを写真付きで説明した通り実はすごく簡単なんです。
しかもDIYで家を塗れば万が一の事があっても自分たちで修正出来るので
ランニングコストも抑える事が出来ておすすめですよ!
修理など気になる事があれば気軽にご連絡ください!!
ロハスウォールインストラクターが常に常駐してますので
細かく丁寧にレクチャーします(≧∇≦)
修理やメンテナンスに使う漆喰の購入先
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