ベニアに漆喰を塗るときには、 シーラーによるアク止めが必要です。
シーラーというものは簡単にいうと
「透明なペンキ」みたいなもので 残念ながら自然素材ではありません。
シーラーが必要な理由は、
「そのまま塗ると漆喰が変色する恐れがあるから」 です。
ではベニアに塗って漆喰が変色したときの写真をお見せしましょう。
木(ベニア)の模様が漆喰の表面にでています。
がんばって塗った壁が、これではカッコ悪いですよねぇ。。。
この状態がなぜ起こるか?というと 「木の水分を漆喰自体が引き出しちゃって変色するから」です。
この変色を「アクが出る」といいます。
これを防ぐためにシーラーで下地になる 木やベニアの表面をコーティングし 膜を張って 水分を引き出すのを防ぐのです。
シーラーの取り扱い方:
シーラーの塗り方:
ここで重要になるのがシーラー選びなのですが、
漆喰と相性がよいシーラーと悪いシーラーがあります。
相性が悪いとアク止め効果がなかったり、
漆喰が剥がれたりするので ちゃんとした効果があるシーラーを使用しましょう。
私たちメーカーが現場で施工する場合に使用している実績あるシーラーは
ホームページで販売しておりますので そちらをご確認ください。