漆喰を新築やリフォーム、リノベーションで塗るには
新品の石膏ボード(プラスターボード)の下地に塗るのが一般的です。
この記事は自然素材の漆喰の専門店ロハスウォールが、
石膏ボードに漆喰や珪藻土を塗る場合のポイントをご紹介しております。
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もくじ
石膏ボードは新築やリフォームで採用されている
漆喰・珪藻土をDIYで塗っていく上で一番オススメの下地は
『新品の石膏ボード(PB)』
石膏ボードはプラスターボードとも言います。
新築やリノベーションであればまずこの石膏ボード下地(PB)を貼ることが多いです。
漆喰・珪藻土では1mmという厚みで塗っていくため、ラスボードを使ってしまうと
多くの材料が必要になるのて通常の石膏ボード、プラスターボードが最適です。
また、漆喰は土壁でないと塗れないという業者も一部いるようですが、それは間違いです。
漆喰は新築やリノベーションで使われている石膏ボードに塗ることができますので
ご安心ください。
どんな石膏ボード(PB)がいいのか?
石膏ボードにはさまざま種類があります。
漆喰や珪藻土にしたいときにオススメしたい石膏ボードは次の条件を満たすものです。
・厚み12.5mm
・ベベルエッジ石膏ボード
・サイズ3×8(910mm*2420mm)
「なんだ、これだったらいつもと同じだ」という建築会社さんがほとんどなのではないでしょうか?
日本各地どの地域でもこの3点を条件にした
石膏ボードを貼っているはずです。
もし、これから新築やリフォームされる方は
これらの条件を満たしているかどうか工務店さんや大工さんに確認してみてください!
なぜこの3点が重要なのか・・・それはですね、、、
・厚み12.5mm
通常のビニルクロス下地の石膏ボードだと安価で扱いやすい9.5mmの薄いものを使うことが多いです。
マンションなどの鉄筋コンクリート構造ではよく使用されます。
一般の戸建では揺れに弱くクラックが入りやすくなってしまうので厚みに注意が必要です。
中には9.5mmを2枚貼りするという手法もありますが、
最初から厚みがあり揺れに強いボードを使うことでクラック、剥離防止に役立つのです。
・ベベルエッジ石膏ボード
ベベルエッジ石膏ボードを使用することで漆喰の設置面が増えます。
そのためヒビが入りやすい目地にしっかりくっつくためクラック防止に役立つのが
ベベルエッジ石膏ボードです。
また目地を埋めたボードの継ぎ目にはファイバーテープを貼ることで更にクラックに強い下地作りが完成します。
・サイズ3×8(910mm*2420mm)
一般住宅の天井の高さは2400mmであるため、
このサイズの石膏ボードを使えば天地1枚貼りが可能になり継ぎ目を少なくすることができるのでクラック対策(ひび割れ防止)になります。
上記3点は満たしていますでしょうか?
これから漆喰や珪藻土などの塗り壁にしたい方はぜひ建築会社さんに確認をとってくださいね。
石膏ボード下地の出隅のつくり方
漆喰のひび割れ(クラック)防止にファイバーテープを貼る
石膏ボード選ぶポイントになるのも作業を進めていく上でも大切になるのが
『クラック対策』
塗る技術がどれだけ上手くとも、下地処理を行なっていなければ割れは発生します。
石膏ボードでは継ぎ目にファイバーテープを貼ることでクラックや剥離を防止する効果があります。
石膏ボードへの漆喰の塗り方は?
石膏ボードに穴が空いている場合
石膏ボードに塗る自然素材の漆喰の買い方
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石膏ボード下地が壊れている場合
石膏ボード下地に問題がある方はこちらを参考にしてください。
新築・リフォームで使われている石膏ボードへの漆喰の塗り方解説