漆喰を塗るには下地の素材が何なのか?を見極めるのが重要です。
せっかく塗った漆喰が長持ちするか?色が変色してしまわないか?に
影響しちゃいますからね。
ロハスウォールを砂壁、繊維壁、綿壁、京土壁、下地へ
DIYで塗る場合でのチェック方法をお伝えします。
もくじ
砂壁に漆喰が塗れるのか?
はい。砂壁にも塗れます。
繊維壁に漆喰が塗れるのか?
はい繊維壁にも塗れます。
綿壁に漆喰が塗れるのか?
綿壁にも塗れますが、綿壁を剥がしてから漆喰を塗ります。
その理由は綿壁はふわふわしているので、漆喰を塗る力で壁が動いて塗れないためです。
京土壁に漆喰が塗れるのか?
はい京土壁にも塗れます。
これらの壁に共通していえることは、
漆喰を塗る「下地として使える状態」であるかどうか?を見極めることが大切です。
下地として使える状態であればガードシーラーを塗りその上に漆喰を塗って完成させていきます。
もし剥離などがあり下地として使えない状態であれば剥がす。
という2択(剥がしてから塗るか、その上から塗るか)になります。
砂壁、繊維壁、綿壁、京土壁、下地へ漆喰を塗る工程
1、漆喰がそのまま塗れる下地として砂壁、繊維壁、綿壁、京土壁が使えるかどうか?をチェックします。
チェック方法は壁を押してみて動くかどうか?調べます。
もし動けば肌別れなど剥離をしている可能性があるため、砂壁、繊維壁、綿壁、京土壁、を剥がしましょう。
2、肌別れなど剥離がない場合はガードシーラーを塗る(ロハスウォールと相性のよいガードシーラーを使用します。)
ガードシーラーを塗る目的は塗った漆喰が変色してしまうのを防ぐことと、砂壁、繊維壁、綿壁、京土壁を下地として使用できるように固めることです。
※ガードシーラーは残念ながら自然素材ではありませんが、効果は抜群です。
3、漆喰を塗る下地として使えない場合は砂壁、繊維壁、綿壁、京土壁を剥がします。
肌別れなど剥離をしている場合は剥がします。
砂壁、繊維壁、綿壁、京土壁を剥がすときは力技です。金属ヘラ・スクレーパーで剥がします。
柱や周りを痛めないようにしましょう。
4、剥がした場合、剥がさない場合ともにガードシーラーを塗ります。
ガードシーラーを塗るのは、
・漆喰が変色してしまうのを防ぐアク止め
・壁と漆喰の接着性の増強
があります。
化学物質過敏症やシックハウス症候群などでシーラーを塗りたくない場合は
ロハスウォールまで相談してくださいね。
砂壁、繊維壁、綿壁、京土壁の下地チェック方法の動画
ロハスウォールを塗る上で分からないことがあればお気軽にご相談ください。
コチラでご紹介したのは完全自然素材の漆喰・珪藻土の
ロハスウォール施工方法の一部です。
本ブログを運営しているロハスウォールでは漆喰・珪藻土のカラーサンプルを無料で配布しております。