もくじ
新築一戸建ての内装に漆喰を塗った例
【新築一戸建て】漆喰DIY施工事例東京都品川区の事例はこちらをクリック
上記3件の方はいづれも職人さんが塗る場合と比べてDIYを行うことで100万円以上のコストカットを実現しています。
一方で捨て難いのは職人さんに漆喰を塗ってもらう方法です。
プロは非常にクオリティが高く、忙しくて自分で塗る時間がない方にはオススメです。
もちろん予算に余裕があれば漆喰は職人さんに塗ってもらうのが1番ですよね。
漆喰を新築で採用する場合、ほとんどの失敗は漆喰に対する知識不足(準備不足)が原因です。
今回はこれから新築に漆喰を採用しようかどうしようか、迷っている方へ漆喰の専門店であるロハスウォールが余すことなく、
必要になる基礎知識を業界の裏側までお伝えします。
漆喰で失敗しないための基礎知識
漆喰は世界中にはもちろん日本古来では1,000年以上前から使われている塗り壁材で、主に外壁の防水性、防火性、耐久性を高めるために使用されてきた経歴があります。
西暦700年前後より存在している法隆寺の五重塔。白い部分に漆喰が使用されています。
そのような昔から漆喰の特徴として防水性、防火性、高い耐久性など認識されていたのは驚きですね。
それ以外にも漆喰の効果が学術的にも認められており、
現代の新築の家では外壁ではなく室内に漆喰を塗ることでまるで漢方薬のように効果を活かそうとする家づくりがなされています。
漆喰の効果
- 抗菌効果
- 調湿効果
- 消臭効果
- ダニの抑制
- お部屋が明るくなる
- 防火性
- シックハウス、化学物質対策
- 耐久性
- デザイン性
室内に漆喰を塗るとこれらが学術的に認められています。ただし、基本的な漆喰の配合によってどの効果が強い、弱い、または全くないと言ったことが起こりますので
新築で漆喰を塗るには漆喰選びが必要です。
ネットショッピングで売っている漆喰や、一般には出回らない漆喰では同じではないと断言できます。
新築一戸建ての外壁に漆喰を塗る費用と知識
広さ | 1,100,000円(材料、工賃込み) |
費用 | 120平米 |
築年数 | 新築 |
施工方法 | 職人による施工 |
※職人が塗る場合は地域によって高齢化が進んでおり値段がまちまちです。
漆喰を外壁に塗る場合には足場が必要になりますので2階建てなどになるとプロに完全に任せてしまう方がほとんどです。
漆喰壁は表面だけではなくその下地までの構造を理解しておかなければ、将来リフォームが必要になった場合にリフォーム業者に
「壁を全て壊してやり替えですね」
と一番費用も手間もかかる工事を提案されてしまうと大変です。
表面の漆喰を塗り替えるだけで済む工事も多くあります。
これから新築で外壁に漆喰を塗ろうとされている場合は、こちらに詳しく書いていますのでご覧ください。
アレルギー対策で室内に漆喰を塗るのはなぜ?
現代病ともされるアレルギーですが、新築で漆喰を室内に塗ると非常に効果的です。
アレルギーとは
アレルギーとは日本アレルギー学会のホームページを見るとこのように定義されています。
「アレルギー反応は広くは免疫反応の一部であり、異物に対して反応する際に自分の体を傷つけてしまう場合をアレルギー反応という。」
具体的には細菌、ウイルス、食物、ダニ、花粉などでアレルギー反応(アレルギー疾患)が起こります。
主なアレルギー疾患 |
喘息 |
小児喘息 |
アトピー性皮膚炎 |
花粉症 |
アレルギー性鼻炎 |
食物アレルギー |
ラテックスアレルギー |
アナフィラシー |
室内環境 |
これらアレルギー疾患の中で、室内環境の改善する効果が漆喰にはあるとして注目されています。
漆喰には元々空気をキレイに浄化する効果(消臭、抗菌、防カビ、調湿、化学物質対策など)で室内環境を改善し続けるため
アレルギー対策として室内に漆喰を塗るのであれば成分にこだわる必要があります。
なぜならば、最近の漆喰では多くのメーカーにて、化学接着剤を使った漆喰が主流になっており国産メーカーの90%以上を占めています。
このことを知らない場合、失敗してしまいます。
アレルギー対策として新築で漆喰を塗りたい場合は必ず自分で成分まで調べてください。
自分で調べ方がわからない場合は、漆喰の専門店であるロハスウォールにお問い合わせいただけるとお答えいたします。
ロハスウォールの公式LINEからもお問合せ可能です。
自分でDIYできるのか?新築での実例と方法を紹介
新築でDIYするには正しい手順で行うことが大切です。しかし、外壁を塗る方は少ないです。理由は足場が必要だからです。
内装は初心者のDIYでもチャレンジしやすいですが、新築で行うことに抵抗を持つ方もいます。
あなたはどちらでしょうか?実際に新築で塗った方の声をご覧ください。
新築で漆喰のひび割れはなぜ起こるのか?理由と対策について
新築で木造の場合は、今後木が伸びたり縮んだりして最終的にある一定の幅に収束します。それが木造住宅の特徴です。
その伸縮する際に壁や天井も引っ張られて動くため、漆喰は伸縮せず負荷がかかってひび割れが発生することがあります。
これは木造の建物特有の症状のため、ある程度対策をすると軽減できますが完全にひび割れを無くすことはできません。
しかし、漆喰の材料を選ぶとひび割れてもそのまま剥がれたり落ちづらい漆喰材が自然素材で存在しているので、
剥がれないからと思い込んで安易に化学接着剤を多用した漆喰を選んでしまうとせっかくの新築なのに後悔することになってしまいます。
新築の場合は長く使う家なので、しっかり違いを調べてちゃんとした漆喰を選びましょう。
新築工事では漆喰を塗るのが最後の工程になるため、
大工工事や電気工事、昨今の社会環境による部材が入ってくるのが遅れてしまうなどで工期がタイトになることが多く、職人自体も養生にそれほど手間暇かけれないことが増えています。
もし無垢フローリングで無塗装の木を多く使うお家であれば工期を長めにとってください。
この点は建築会社があらかじめ対応しておかないと、後で手痛いしっぺ返しを浴びることになるので、お施主様の理解も必要になります。
もし、新築で漆喰を塗りたいなと思っている方がいたら、プロ、一般人問わず疑問点についてご説明しますのでお気軽にご連絡ください。
各ケースに応じてご説明します。