漆喰

漆喰の家で後悔する10の理由と後悔しないための対策

後悔先に立たずと言いますが、漆喰のことを知らずに家を建ててしまうと後々困りますよね。

今回はそのような漆喰で後悔された方を救うべく、お聞きした10の理由についてまとめました。

天井に塗らない場合、漆喰の性能が低下することを知らない

漆喰は、表面の小孔により、湿気を吸ったり、ニオイを吸収して分解する、
調湿効果や消臭効果を持っています。

湿気やニオイは上に登っていくので、天井に塗ることで、効果を倍増させることができます。反対に、天井を塗らない場合、期待しているほどの調湿、消臭などの効果を得られないことがあります。

天井を塗ることで、保温・保冷の効果も上がります。それらを知らず、性能が満足いくものでなく、「天井を塗っておけば良かった」と後悔する方もいます。

プロに軽く相談したい方はこちらから。簡単な相談に関しては無料ですよ。

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コストパフォーマンス(費用対効果)で判断できていない

漆喰を相場よりも高い施工金額を払って塗っていたり、メンテナンスでまた施工してもらうことになってしまうと、コストパフォーマンスの部分で効果に対して費用が高くなってしまいます。

場合によっては、「施工で塗る」「DIYで塗る」と、はっきり分けず、「ここは施工部分」と「ここはDIYで塗ろう」と組み合わせてコストパフォーマンスを良くすることも選択の一つです。

2011年からサポート体制を確立していて業界でもNo,1の実績を持っています。

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漆喰を塗る前に正しい知識を得ていない

漆喰の正しい知識を得ていないと、「こんなはずではなかった」ということがいろいろと出てきます。プロと言っても、工務店や業者、左官にさえ知られていない素材自体の話がたくさんあります。

ネットだけでなく、漆喰を学ぶことができる教室などにいくと、素材の話や効果、漆喰といっても製品によって中身が全く違うもの、漆喰だと思っていたものが漆喰ではないこともあります。「知るか、知らないか」知ることで後悔しない正しい知識を身につけましょう。

基本を知るにはDIYでもプロ任せでも知識は同じです。オンライン会場、全国4会場で直接習えます。

>> 漆喰DIY教室

自分の要望と合わなかった

自分が漆喰を塗る目的、どんな要望で塗りたいのか、をはっきりさせておきましょう。見た目なのか、効果なのか、空気の心地よさなのか、要望によっては、漆喰よりも他の素材を使った方が良い場合もあります。

逆に、自分の心の中の要望をはっきりさせることで「少々高くても、手間がかかっても、ずっと過ごす家は、絶対に漆喰にした方が後悔しない!」と思う方もいらっしゃいます。

塗ったあとの匂い

漆喰は、無臭と言われますが、配合によっては匂いがあるものもあります。
完全に乾いた後は、全く無くなり、消臭効果が生まれてくるのですが、嗅覚の良い方の中には、漆喰独特の匂いを感じる方もいらっしゃいます。

実際塗っているメーカーなどのショールームに行くのが一番ですが、行けない場合は、サンプルなどを取り寄せて、乾いたあとの匂いを確認しておきましょう。

>> カラーサンプルについて詳細

水を吸いやすく、水回りには使いにくい

漆喰を水回りに使うと湿気や水分を吸います。水がいつもかかったり、常に湿気がある状態のお風呂場には漆喰は向いていないかもしれません。というのも、水分が常に漆喰の上にあり、その水垢を養分としてカビが生えることがあるからです。

通常、水道水などの無職の水であれば乾いたら色は元通りになりますので、洗面所などであれば、湿気を吸って乾くことができるため、問題ありません。

絵の具などの色がついた水分は、染み込む可能性がありますので、注意しましょう。

築年数が長くなってくると壁の状態が気になる

漆喰は、本来50年、100年と段々と固く、美しい白さを増してきます。ただ、生活していく上で、何かをぶつけたり、汚してしまうこともあり、壁が気になってくる方もいらっしゃいます。

漆喰といっても製品それぞれの配合や経年の経過により状態が良いものと悪いものの差がでてきます。新しく施工してもらおうとすると高い金額を提示されることもあるので、長い築年数となってくると自分の家に塗った漆喰の状態が気になり始める方がいます。

美観が保てない場合がある

施工を依頼した場合、どのような漆喰を使われているかわからない場合があります。漆喰という製品はいろいろとあり、中には自然素材でない化学接着剤を使われているものもあります。
そういった製品は、埃がつきやすかったり、接着剤の寿命が切れると、ポロポロと落ちてきたり、塗った時の美観がそのまま保てないものがあります。

漆喰本来の美しさは経年美化も含まれます。素材選びを間違えると、数年後に後悔することがあります。

漆喰の塗り直しや修繕が難しい

漆喰も、なんらかの理由で塗り直したい、修繕したい、というタイミングが出てくる方がいらっしゃいます。その際、施工を頼むと高い金額を出されて断念することもあります。一部の修繕であっても、職人さんに動いてもらうとなると、スケジュールや人件費が気になってきます。
漆喰の塗りを施工してもらった場合、自分で直すと周りの塗りとの違いが気になるため、簡単に自分で修繕することも難しいと考える方が多いです。

漆喰を施工で塗ってもらった場合でも、DIYで自分で塗った場合でも、塗り直しや修繕のことを事前に確認し、その後、自分で安く、簡単に塗り直しや修繕ができるかどうかを確認しておくと安心です。

漆喰のメンテナンスが重要、怠ると綺麗さが維持できなくなる

漆喰は、住みながらメンテナンスをしていくことで、長年にわたって効果や美しさを継続できます。
自分で簡単にメンテナンスができるような素材を選び、コストがかからない方法を見つけておくことで、ビニールクロスなどよりもコストも少なく、綺麗な見た目を保つことができます。

まとめ:漆喰の家で後悔しないためには

上記は、漆喰の家を建てた方々が後悔する理由の一例です。

漆喰は手作業で塗り上げることから、塗り方によって見た目に大きな違いが出ます。
また、漆喰は水分を吸いやすく、水回りに使う場合には注意が必要です。

さらに、漆喰のメンテナンスが怠られると、美観が損なわれるだけでなく、壁自体にも影響を与える可能性があります。漆喰を選ぶ場合は、正しい知識を得て、メンテナンスもしっかりと行うことが大切です。

後悔しないための対策:正しい漆喰の知識を学ぼう

漆喰は石灰石を主成分とする内装や外壁に使用される塗り壁材です。ペンキやビニールクロスと違って成分は石灰石なのです。

従って非常に耐久性が高い特徴があります。

漆喰は塗り壁材と言う性質のため、下地が動かないように(動きにくいように)石膏ボードを貼る必要があります。

ですのでビニールクロスと同じ石膏ボードの貼り方をしてしまうと漆喰壁はひび割れやすくなってしまいます。

また塗る素材なので天井にも塗れますし天井に塗ると調湿性能や消臭効果なども高くなります。

それら漆喰について基本を知っておきたい方はこちらにまとめています。

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ここまで説明してきましたが、では、自分の家だったらどうなんだろう?と思われることでしょう。

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