もくじ
漆喰の仕上げ塗りをする

専用下塗り材が乾いたら、いよいよ漆喰を使って壁を仕上げていくDIYの最終段階です!平坦仕上げ以外にも、コテをラフに動かしたりパターンをつけたり、家族の手形をつけたり…模様のバリエーションは自由自在!
当初は上手くいかないなと思ってもそれが逆に良い質感を生み出してくれるのが、自然素材ならではの特性です。漆喰を塗るときは腕だけ動かすのではなく、身体全体を使ったスポーツのようにダイナミックに動かして塗り進めていくのがDIYでのコツですよ。
漆喰仕上げ塗り人気模様
フラット、抑え(平たくキレイな模様)
一回塗った漆喰に残ったコテ跡を「さらに抑えるように」横に抑えて塗り伸ばします。しかしDIYで歪み無いキレイな平らの壁にするのはかなり難易度が高く難しいため、DIYでは敢えてラフな感じを残す仕上げ(塗りっぱなし)模様がオススメです。

塗りっぱなし(コテ跡をランダムにつける)
好きなようにコテを動かして模様を入れるだけで、意外とそれなりに見栄えのする漆喰になります。コテを壁から離した部分に模様が出るので、コテを壁から離す部分をバランスよく出すとプロが施工した塗り壁っぽさが表現でき出ます。

木コテ乱流(模様出し専用のコテを使った仕上げ)
渦を巻いたような仕上がり。模様出し専用の木コテを使いランダムに塗り壁材を回転させパターンをつけていきます。

櫛引(縦・横のストライプ)
真っ直ぐ整った規則性のあるストライプを作るなら、櫛引コテ(ノコギリの歯のような形状)を使います。

スパニッシュパターン
四角いブロックのように見える仕上げ。コテの尻側(四角い面)を漆喰に当てて、ランダムに角ばったパターンをつけていきます。

刷毛ウエーブ
刷毛を漆喰に当て、ウェーブをいくつも描きます。施工も簡単で、適当に描いても良い質感が出ます。

スポンジパターン
スポンジローラーで表面をコロコロすると、小さな凹凸がたくさんついた模様ができます。つけるのも簡単で見栄えがよく、漆喰DIY初心者にオススメです。

マーブルパターン
白い漆喰を全面に塗った後、ところどころに色つきの漆喰を直径2~4cmくらいの形状(ラフでOK)に塗りつけ、一気に漆喰を伸ばします。すると先に塗った白い漆喰土と色付きの漆喰が壁で混ざり、マーブル模様になります。DIYではラフに仕上げたほうが雰囲気が出ます。

その他にも、塗った記念に自分達の手形を残したり、ガラスや石を模様として埋め込んだりと、漆喰DIYDIYのアイデアは無限大。
様々なアイデアはネット上やインスタグラムなどでもたくさん見られる(皆さん自分の塗った漆喰を自慢したいんです!)ので、是非コレだ!というものを探してみてください。