大阪で中国茶のカフェをされている茶小屋 李舟さんの『自分で塗るお店つくり』。
塗り始めた最初から最後まで楽しくて時間があっという間だったというオーナーの安倍さんは、とっても優しい柔らかい雰囲気の女性。
お店を自分だけでなく、お客さまにとっても落ち着けて“時間を忘れる空間”にしたかったそうです。そうして完成したお店はあっという間に広まって、あまりの居心地の良さに雑誌の取材も来たほど。
行くたびに楽しいお話やおいしいお茶と手作りのお菓子を用意してくれる安部さん。彼女が塗った壁を見たり、そのときの話を聞いたりして連絡をくれた方たちも多いです。
そんな安部さんがロハスウォール漆喰を塗った感想はこちらです。
インタビュー:漆喰って知ってました?
安部さん:このお店をはじめるときに漆喰の壁にしようと思っていました。
よそのお店に入ったとき塗ってあるのを実際に見て、「漆喰の壁っていいやん」とかその程度しか漆喰について知りませんでした。
インタビュー:なぜご自分で塗ろうと思ったのですか?
安部さん:お店をつくるときに「ローコストでどれだけ見栄えがするか?」を考えて自分で塗ることにしました。
インタビュー:ロハスウォールを買った決めては?
安部さん:塗るにあたってネットでいろいろ調べました。
もともとの壁が繊維壁だったので、業者さんに聞いたら、剥がさないと塗れないと言われて、繊維壁に塗れる漆喰がないか探していました。
ロハスウォールさんのホームページを見つけて「繊維壁に塗れる」と書いてあったので、とりあえずビギナーズセットがあるじゃないですか?それを買って試すと、「私でも塗れる」と思いました。
その後、面積計算して買いました。自分でできるから買ったんですよね。
インタビュー:ご自身ではじめて漆喰を手にした第一印象はどうでした?
安部さん: 「ホンマに塗れるんかな?こんなザラザラの壁の上に自分で塗っていいのかな?」
知識が無かったので 「そんなんして大丈夫かな?」という印象でした。
練習セットを買った中に入っていた説明に、「化学的なものが入っていない」と書いてあったので、 「あ、この商品は大丈夫。これはいける。」と特に複雑なことは考えてなく、最初不安だったのが、これはいけるというのに変わりました。
インタビュー:ロハスウォールを実際に塗ってみたご感想は?
安部さん:「ただ楽しかった」(笑)
無心で塗っているとだんだん漆喰って練っている状態は生クリームとかソフトクリームみたいな質感に似てないですか?
練り返してツノが立ったときに楽しくって「ソフトクリームできた!」とか(笑)。
めっちゃしょうもないこと考えていましたけど 笑。
そんな単純なことしか考えてない考え事とかない、ただただ塗っている時間でした。
塗っているときには毎日同じことの繰り返しなんですけど、一回もイヤになってないですね。
インタビュー:これから塗る方へのアドバイスはありますか?
安部さん:難しかったところは、袋の最後に残った漆喰がキレイにすくいにくいことくらいかな。漆喰は届いて一週間くらいちょっと置いたほうが私は一番塗りやすく使いやすかったですね。
インタビュー:弊社のサポートでよかったことはありますか?
安部さん:ロハスウォールさんには感謝してます。おたよりで励ましてもらったり、お電話できけたことが、嬉しかったです。
茶小屋に入るとまず目に入るのは白い漆喰の壁のキャンパスの中に、安倍さんの手作りの小物たち。なぜか初めてなのに懐かしい感じの店内への入り口です。
夏でも窓を開けてうちわで十分なのはやっぱり漆喰の壁が湿度を抑えてくれてるからかな?
安部さんが夢中で塗った漆喰壁はお客さまに言いたくなるくらいの出来栄え♪。センスの良い手作りの小物も漆喰の壁だからこそオシャレに溶け込む。
少し奥のテーブルはちょっとした個室気分のお店。漆喰の白い壁と窓に囲まれた部屋は小さな子供も安心する空間。
古民家の柱や梁、雰囲気のある古民具たち、 良い物を永く使っても素敵に映える茶小屋さんの落ち着く店内・・